発声練習について

準備運動ではなく「発声練習」

  • MORZでは、石野健二先生が長年研究と実践を続けてこられた、発声法の訓練を毎回の練習の冒頭で、1時間ほど行います。これは、いわゆる喉をあたためる準備運動ではなく、「いい声」を出すための身体全体の使い方の習得であり、さらに、歌を「音楽として表現する」ための基盤づくりです。
  • 発声練習は、立ち方・姿勢の確認から始まり、呼吸法、発声法と展開していきます。声を出すための適切な筋肉の使い方、体の向き、自分の響きの確認などを繰り返し、時には、変わった動作をしてみたり、団員が互いに聴き合ったりします。曲の練習中にも発声を意識した指導が入ります。
  • 発声指導でよく言われることは、「結果が全て」。突き放した言い方のようにも聞こえますが、こうすればいい声になるというポイントは個々人で異なります。発声は、その日のコンディションや歌う場所、天候によっても左右される、繊細なものです。他人から指摘されて気づくことも間々あります。「結果が全て」とは、聴く側にきちんと届く声であるかどうかが大事だということです。

発声練習は、練習の度に基礎から繰り返して取り組みます。初めて合唱に挑戦する方でも、何年も経験のあるベテランでもやるべきことは同じです。